MAPPY（マッピー）は1983年にナムコが発売されたアクションゲームです。もともとはマイクロマウスマッピーというロボットのキャラを使ってをゲームにしたものです。今時の電子工作でロボットを制御するのと同じで迷路などをマッピーがうろうろするような感じなのがあったような気がします。電波新聞社のマイコンBASICマガジンかラジオの製作に掲載されていたと思います。
マッピーはネズミの警官なので、泥棒猫のニャームコ一味を捕まえます。階段がなくトランポリンで各階を行き来する謎のニャームコ屋敷でマッピーが奮闘します。
敵を倒すにはドアを使います。敵がドアに当たって気絶しているあいだは当たり判定がなく、すりぬけられます。また、パワードアを使うと敵をまとめて画面外に押し出すことができます。
ニャームコ屋敷にある2つずつあるラジオ、テレビ、マイコン（コンピューター）、モナリザ（絵画）、金庫を奪い返すとラウンドクリアとなります。クリアまでに時間がかかるとご先祖様がでてきます。ご先祖様は強力なので、出てきたらほぼやられます。
ラウンドは通常ラウンドに加えてボーナスラウンドがあります。風船をとっていきます。全部取るとクリアボーナスが入ります。
マッピーは基本的にパターンゲームなので、一定の操作をすればクリアしていくことができます。
このマッピーなんですが、あまり売れませんでした。余っちゃった基板を再利用して新たなゲームとして出したのが、有名なドルアーガの塔です。同じ基板を使っているので、ROMと一部の変更（だったかな）で、マッピーにしたりドルアーガにしたりできます。手元にある基板はドルアーガの塔からマッピーにしたものです。