このテキストはAdobe AfterEffects CC 2014で動作するJavaScriptについて書かれています。AfterEffects 6.0からJavaScriptによるAfterEffectsの制御が可能になりました。そしてAfterEffects 6.5からは飛躍的に操作可能な部分が増えました。そして、その流れは現在のAfterEffects CC 2014でも引き継がれています。
AfterEffects CC 2014で使用することができるJavaScriptは一般にWebブラウザ上で利用されているものとは異なっています。ECMA Scriptとして定義されている部分(Boolean, Math, String, Numberオブジェクト等)は共通ですが、その他の部分は全く異なっています。また、2014年9月時点ではScripting Guide (スクリプティングガイド)、JavaScript Referenceとも用意されていないみたいですが、以下のサイトにまとめられているので参考にするとよいでしょう。
After Effects スクリプトリファレンス
また、以下のページにある「クリエイター手抜きプロジェクト」でもAfterEffects用のスクリプトを掲載しています。
クリエイター手抜きプロジェクト
書籍としてはAfterEffects専用ではありませんが、Adobeアプリケーションで共通して使える命令・機能等のリファレンスが発売されています。
Adobe JavaScriptリファレンス
JavaScript制御ではありませんが、同じJavaScriptを使ってAfterEffectsのプロパティを操作できるエクスプレッションに関しては以下の電子書籍が発売されています。
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エクスプレッションがわからん! はじめてのAfter Effects エクスプレッション奮闘記
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After Effects エクスプレッション クイックリファレンス
AfterEffectsは他のAdobeアプリケーションと比べてJavaScript関連の情報は案外と多いようです。
長々と前書きを書いてしまいましたが、このサイトがAfterEffects CC 2014での自動化の手助けになれば幸いです。
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