AfterEffects CC 2015でのJavaScriptの実行方法について説明します。スクリプトファイルの拡張子は.jsxにしておきます。このファイルを「AfterEffectsのアプリケーションがあるフォルダ内のScriptsフォルダ内」に入れるかコピーします。この操作はAfterEffectsが起動する前に行ってください。
AfterEffects起動時にスクリプトを実行する場合には「AfterEffectsのアプリケーションがあるフォルダ内のScriptsフォルダ内にあるStartupフォルダ」に入れます。AfterEffects終了時にスクリプトを実行するには「AfterEffectsのアプリケーションがあるフォルダ内のScriptsフォルダ内にあるShutdownフォルダ」に入れます。
AfterEffectsでスクリプトを実行する場合にはファイルメニューからスクリプトで表示されるスクリプトの一覧か、スクリプトファイルを実行...を選択します。これでスクリプトが実行されます。これとは別にExtendScript ToolKit CC上でターゲットアプリケーションでAfterEffects CC 2015を指定して実行ボタンを押して、スクリプトを実行することもできます。
また、Bridge上でスクリプトファイルをダブルクリックしてAfterEffectsで処理を行わせる場合にはスクリプトの最初の行に
#target aftereffects
を入れておきます。ただし、この記述では異なるバージョンのAfterEffectsが複数インストールされていると、どれが起動し実行するかは分かりません。そこで、CC 2015で動作させるためには以下のようにバージョン番号を付加する必要があります。
#target aftereffects-13.5
これでBridge CC上でダブルクリックするかアプリケーションアイコンにドラッグドロップすると自動的にAfterEffects CC 2015が起動しスクリプト処理が行われます。
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