それでは次にAfterEffetcsで新規にプロジェクトを作成してみましょう。今度は以下のように入力してください。
app.newProject();
実行すると新規にプロジェクトが作成されます。プロジェクトを新規に作成するとプロジェクトには何もないので、コンポジションを追加してみましょう。以下のスクリプトを実行するとcomp1という名前のコンポジションが作成されます。
prObj = app.newProject();
prObj.items.addComp("comp1", 320, 240, 1, 50, 29.97);
まず、先ほどと同様に新規にプロジェクトを作成しますが、作成されたプロジェクトを操作するため一度変数にドキュメントオブジェクトへの参照を入れておきます。このオブジェクトのaddComp()が新規にコンポジションを追加する命令になります。
それでは、このコンポジションにレイヤー(ソリッド)を追加してみましょう。レイヤーの追加はaddSolid()を使います。
prObj = app.newProject();
prObj.items.addComp("comp1", 320, 240, 1, 50, 29.97);
prObj.item(1).layers.addSolid([1,0.5,0.2], "myLayer",320,120,1,15);
item(1)の1はプロジェクトウィンドウ内のコンポジションの番号を示します。これは上から順番に1, 2, 3,...というように増えていきます。今回は新規にプロジェクトを作成した後、最初にコンポジションを作成しているので1番になります。コンポジションにレイヤーとして追加する際には必要なパラメータを指定すればできあがりです。
エクセルファイルなどからデータを読み込んで自動的にレイヤーを配置し、処理を追加した後に自動レンダリングすることもできるのです。
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