AfterEffects CS5でのJavaScriptの実行方法


 AfterEffects CS5でのJavaScriptの実行方法について説明します。スクリプトファイルの拡張子は.jsxにしておきます。このファイルを「AfterEffectsのアプリケーションがあるフォルダ内のScriptsフォルダ内」に入れるかコピーします。この操作はAfterEffectsが起動する前に行ってください。

 AfterEffects起動時にスクリプトを実行する場合には「AfterEffectsのアプリケーションがあるフォルダ内のScriptsフォルダ内にあるStartupフォルダ」に入れます。AfterEffects終了時にスクリプトを実行するには「AfterEffectsのアプリケーションがあるフォルダ内のScriptsフォルダ内にあるShutdownフォルダ」に入れます。

 AfterEffectsでスクリプトを実行する場合にはファイルメニューからスクリプトで表示されるスクリプトの一覧か、スクリプトファイルを実行...を選択します。これでスクリプトが実行されます。これとは別にExtendScript ToolKit CS5上でターゲットアプリケーションでAfterEffects CS5を指定して実行ボタンを押して、スクリプトを実行することもできます。
 また、Bridge上でスクリプトファイルをダブルクリックしてAfterEffectsで処理を行わせる場合にはスクリプトの最初の行に

#target aftereffects

を入れておきます。ただし、この記述では異なるバージョンのAfterEffectsが複数インストールされていると、どれが起動し実行するかは分かりません。そこで、CS5で動作させるためには以下のようにバージョン番号を付加する必要があります。

#target aftereffects-10.0

これでBridge CS5上でダブルクリックするかアプリケーションアイコンにドラッグドロップすると自動的にAfterEffects CS5が起動しスクリプト処理が行われます。


目次へ戻る