リストボックスを作成する

■プログラム説明(ソースコード説明)
 まず、ダイアログを作成します。作成したダイアログにリストボックスを追加するにはadd()を使います。最初の引数がリストボックスを示すlistbox、次が位置とサイズを示します。これは親オブジェクト内での(サンプルではダイアログ内)座標値を示します。次がリストボックスで表示する項目を配列形式で指定します。セパレータは-記号を使って指定することができます。最後のオプションは複数行選択するかどうかをmultiselectで指定します。trueであれば複数選択可能、そうでなければ1つだけの項目しか選択することができないようになります。複数項目を選択する場合はMacの場合はコマンドキーを押したまま項目名をクリックします。
 選択された項目番号はselectionプロパティで求めることができます。最初の項目が0、次の項目が1となり以後、1ずつ増えていきます。何の項目も選択されていない場合にはselectionの戻り値はnullになります。また、オプションで複数項目が選択できるようになっている場合は、選択した項目名が配列として返されます。


■ソースコード
uDlg = new Window('dialog','サンプル',[100,100,480,300]);
uDlg.listBox = uDlg.add("listbox",[10,30,370,130],["項目1","項目2","-","項目3"], { multiselect:false});
uDlg.okBtn = uDlg.add("button",[130,150,225,150+25], "OK!", { name:"ok"});
uDlg.show();
alert("選択された番号は"+uDlg.listBox.selection+"です");

■使い方
1:ファイルメニューからスクリプトを実行します。
2:ダイアログが表示されリストボックスが表示されます。
3:項目を選択します。
4:OKボタンを押すと選択された項目のインデックス番号が表示されます。