■プログラム説明(ソースコード説明)
EPSオプションを指定するためのEPSSaveOptionsオブジェクトを作成します。EPS保存時のオプションであるcompatibilityにバージョン8で保存する指定を行います。次にFile()のパラメータにai_epsフォルダのver8.epsをパスとして指定します。これでファイルオブジェクトが作成されます。保存するアクティブ(最前面の)ドキュメントのsaveAs()メソッドにファイルオブジェクトと保存オプションを指定すると保存処理が行われます。
■ソースコード
epsOpt = new EPSSaveOptions();
epsOpt.compatibility = Compatibility.ILLUSTRATOR8;
saveFile = new File("/ai_eps/ver8.eps");
activeDocument.saveAs(saveFile, epsOpt);
■使い方
1:指定バージョンで保存するドキュメントを用意します。
2:ファイルメニューからスクリプトを実行します。
3:ファイルが指定フォルダ内に指定ファイル名で保存されます。
■ポイント
compatibilityプロパティには以下のバージョンを指定することができます。
Compatibility.ILLUSTRATOR3
Compatibility.ILLUSTRATOR4
Compatibility.ILLUSTRATOR5
Compatibility.ILLUSTRATOR6
Compatibility.ILLUSTRATOR7
Compatibility.ILLUSTRATOR8
Compatibility.ILLUSTRATOR9
Compatibility.ILLUSTRATOR10
■実際のスクリプトをダウンロード(sample.js.zip)