■プログラム説明(ソースコード説明)
変数selにアクティブドキュメントで選択された図形/テキストの配列を入れます。配列の長さが選択された図形の数になります。for命令を使って配列の長さだけ繰り返し処理を行います。ランダムにX,Y座標を生成し、選択された図形に対してtranslate()を使い移動処理を行います。
■ソースコード
sel = activeDocument.selection;
for (i=0; i<sel.length; i++)
{
x = Math.random() * 200 - 100;
y = Math.random() * 200 - 100;
sel[i].translate(x,y);
}
■使い方
1:座標を変更する図形/テキストなどを選択します。
2:ファイルメニューからスクリプトを実行します。
3:選択された図形が移動します。
■ポイント
translate()で指定する座標系は数学座標系になります。原点は左下になり右上にいくに従ってX,Y座標とも大きくなります。
translate()以外に以下のようにleft、topプロパティに座標を指定して移動させることもできます。
sel = activeDocument.selection;
for (i=0; i<sel.length; i++)
{
x = Math.random() * 200 - 100;
y = Math.random() * 200 - 100;
sel[i].left = x;
sel[i].top = y;
}
■実際のスクリプトをダウンロード(sample.js.zip)