■プログラム説明(ソースコード説明)
最初に改行コードである13を変数CRに入れます。ai_epsフォルダのパスをFolder()に指定しフォルダオブジェクトを生成します。フォルダオブジェクトのgetFiles()を使いファイル一覧を取得します。配列として返されます。取得した一覧の配列からfullNameを読み出すとファイルパスが取得できます。ファイルの数だけ取得したファイル名を文字列として加算します。最後にテキストオブジェクトを生成し、contentsプロパティに文字列を入れます。
■ソースコード
CR = String.fromCharCode(13);
folderRef = new Folder ("/ai_eps/");
fileList = folderRef.getFiles();
txt = "";
for (i=0; i<fileList.length; i++)
{
txt = txt + fileList[i].fullName + CR;
}
(activeDocument.textFrames.add()).contents = txt;
■使い方
1:ファイルメニューからスクリプトを実行します。
2:フォルダの内容がテキストで表示されます。
■ポイント
getFiles()は特定のファイルのみ指定するワイルドカードを使うことができます。getFiles("*.eps")とすると拡張子がepsのファイルのみ一覧を作成します。
FolderオブジェクトのgetFiles()で取得したファイル情報が利用できるプロパティには以下のようなものがあります。
alias エイリアスかどうか(ショートカットかどうか)
fsName OS固有のパス指定でのファイル名
fullName URL表記と同じパス指定でもファイル名
modified 修正日
name ファイル名のみ
path パス
readonly 読み込み専用かどうか
■実際のスクリプトをダウンロード(sample.js.zip)