■プログラム説明(ソースコード説明)
ai_epsフォルダのパスをFolder()に指定しフォルダオブジェクトを生成します。EPSのファイルの拡張子はaiになるのでgetFiles("*.eps")と指定しファイル一覧を取得します。ファイル一覧は配列として返されます。取得したファイル一覧の配列の数だけファイルを開く処理を行います。ファイル名は一覧の配列でfsNameプロパティをFile()の引数として指定し一度ファイルオブジェクトを作成します。作成したファイルオブジェクトをopen()の引数として指定するとファイルが開かれます。
■ソースコード
folderRef = new Folder ("/ai_eps/");
fileList = folderRef.getFiles("*.eps");
for (i=0; i<fileList.length; i++)
{
fileObj = new File(fileList[i].fsName);
open(fileObj);
}
■使い方
1:ファイルメニューからスクリプトを実行します。
2:フォルダ内にあるEPSファイルが開かれます。
■ポイント
フォルダ内にファイルがあり、その中からファイル名が001、002のように先頭が00で始まるファイルを開くには以下のようにします。
folderRef = new Folder ("/ai_eps/");
fileList = folderRef.getFiles("00*");
for (i=0; i<fileList.length; i++)
{
fileObj = new File(fileList[i].fsName);
open(fileObj);
}
ワイルドカード(*)で処理しきれないファイル名などの場合はgetFiles()として全てのファイルを取り込み、nameプロパティを読み出して1ファイルずつチェックし開くかどうかの処理を行います。
■実際のスクリプトをダウンロード(sample.js.zip)