■プログラム説明(ソースコード説明)
配置する画像ファイル名のパスをFile()で指定しファイルオブジェクトを生成します。rasterItemsにadd()を使って画像オブジェクトを追加します。追加した画像オブジェクトのfileプロパティにファイルオブジェクト、positionにXY座標、widthに画像の横幅、heightに画像の縦幅を指定します。生成した後にredraw()を使って画面再表示処理を行います。
■ソースコード
w = 72; // 画像の横幅
h = 48; // 画像の縦幅
count = 20; // ランダムに配置する画像の数
fileRef = new File ("/ai_image/0001.jpg");
docObj = activeDocument;
for (i=0; i<count; i++)
{
x = Math.random() * docObj.width - w;
y = Math.random() * docObj.height + h;
pItem = docObj.rasterItems.add();
pItem.file = fileRef;
pItem.position = [x,y];
pItem.width = w;
pItem.height = h;
}
redraw();
■使い方
1:画像をランダムに生成するドキュメントをアクティブ(最前面)にします。
2:ファイルメニューからスクリプトを実行します。
3:ランダムな位置に画像が描画されます。
■ポイント
画像の表示位置はpositionプロパティにX,Y座標を指定します。指定する場合は配列として[X座標,Y座標]のように指定します。
画像の不透明度を指定する場合はopacityに0〜100の値を指定します。
■実際のスクリプトをダウンロード(sample.js.zip)