■プログラム説明(ソースコード説明)
documents.lengthでドキュメント総数を取得しfor命令を使って繰り返し処理を行います。Dateオブジェクトを作成し年月日情報を取得します。textArtItemsオブジェクトにadd()を使ってテキストを追加します。日付情報をcontentsプロパティに入れることでタイムスタンプを作成することができます。
■ソースコード
for (i=0; i<documents.length; i++)
{
dObj = new Date();
YY = dObj.getFullYear();
MM = dObj.getMonth() + 1;
DD = dObj.getDate();
textObj = documents[i].textFrames.add();
textObj.contents = YY+"年"+MM+"月"+DD+"日";
textObj.translate(0,0);
}
■使い方
1:タイムスタンプを作成したいドキュメントを開きます。
2:ファイルメニューからスクリプトを実行します。
3:タイムスタンプが作成され表示されます。
■ポイント
タイムスタンプの表示位置はtranslate(0,0)を使って指定します。表示したいX,Y座標を指定します。Illustratorでは座標形は数学座標と同じになるため、左下が原点になり画面上、画面右に行くに従って座標値が大きくなります。
■実際のスクリプトをダウンロード(sample.js.zip)