CCではJavaScriptプログラムを制作、実行、デバッグできるExtendScript Toolkit CCが付属しています。InDesign CS2以降ではスクリプトを実行するだけでなく、ExtendScript Toolkitからも実行することができます。この場合、実行するアプリケーション名InDesign CCを選択してから再生ボタンを押します。
ExtendScript Toolkit CCでスクリプトを作成した場合、文字コードは自動的にUTF-8 (BOM:Byte Order Mark) になります。
スクリプト制作で不具合が発生した場合、ExtendScript Toolkit CCを使ってデバッグすると解決が早いでしょう。ただし、プログラムの間違いでInDesignがハングアップ(何も反応しない状態)になってしまったら、ESTK、InDesignとも終了させてから、再度スクリプトを実行するようにしてください。中断した状態で実行するとグローバル変数や関数などのゴミが残っていて、期待通り動作しないことがあります。それでも駄目な場合はAdobe関連のソフトを全て終了させてからの方がよいでしょう。これは、Adobe間でのアプリケーションでやりとりされる情報があるためです。それでも駄目な場合はOSを再起動させてください。(他にもMac OS Xならターミナル.appを使ってゾンビ状態になっているプロセスを「kill -KILL プロセス番号」として強制終了させる方法もあります)