■プログラム説明(ソースコード説明)
配列と連想配列(ハッシュとも言います)は似ています。配列変数は要素にアクセスする場合に番号で指定しますが、連想配列では名前(文字列)でアクセスします。連想配列を作成するには、通常の配列変数と同様にnew Array()または[ ]を使います。また、すでに設定する内容が決まっている場合には「変数名 = { キー名 : 値や内容 }」として作成することもできます。複数のキーと値を設定する場合は「変数名 = { キー名1 : 値, キー名2 : 値, キー名3 : 値 }」のように,(カンマ)で区切って列記します。
サンプルでは変数aは通常の配列を作成した後に連想配列として使用しています。変数bは直接キーと値を設定しています。
■ソースコード
a = [];
a["ver"] = 9.0;
a["name"] = "InDesign";
b = { adobe : "InDesign", user : "kf" };
alert(a["ver"]);
alert(b["adobe"]);
■ポイント
連想配列の内容を全て読み出すにはfor...inを使います。また、連想配列を上手に使えばswitch...caseを使わずに手軽に処理することができます。
■実際のスクリプトをダウンロード(sample.jsx.zip)