シェルスクリプトを呼び出して利用する

■プログラム説明(ソースコード説明)
 シェルスクリプトを動作させるにはシェルスクリプトのあるファイルパスを指定しファイルオブジェクトを作成します。このファイルオブジェクトでexecute()を使うと指定したシェルスクリプトが起動します。サンプルのシェルスクリプトではcurlを使ってYahoo! JAPANのトップページをダウンロードしルートディレクトリ(ボリューム内)に0.htmlというファイル名でHTMLファイルとして保存します。
 シェルスクリプトとして動作させるためにターミナルで開くように情報ウィンドウで開くアプリケーションをターミナルに設定しておく必要があります。また、念のためファイルのパーミッションは755にしておきます。ファイルのパーミッションを変更するにはターミナルを起動し該当ファイルのあるフォルダに移動します。cdと入力しファイルのあるフォルダをターミナルウィンドウにドラッグドロップしたらリターンキーを押します。次にchmod 755 ファイル名として変更したいファイル名を指定しリターンキーを押せばパーミッションが変更されます。

■ソースコード
fileObj = new File("/sample.sh");
fileObj.execute();


■ソースコード(シェルスクリプト側)
#!/bin/bash
echo "ShellScript test"
curl "http://www.yahoo.co.jp/" > /0.html


■ポイント
 MacOS X用のサンプルです。開かれたターミナルは自動的には閉じないため場合に寄っては、手動で閉じるかAppleScriptを使ってウィンドウのみを閉じるか、killを使ってプロセスを止めるなどの処理が必要になります。

■実際のスクリプトをダウンロード(sample.js.zip)