ファイルに文字を書き込む

■プログラム説明（ソースコード説明）
　ファイルに文字を書き込むには、ファイルを書き込みモードで開きます。ファイルのあるパス（場所）を指定しnew File()で書き込むファイルのパスを指定します。これでファイルを操作するファイルオブジェクトが作成されます。このファイルオブジェクトに対してopen("w")を使ってファイルを作成します（すでにある場合は上書きされます）。サンプルでは"w"を指定していますが、これは書き込みモードで開くことを示しています。戻り値がtrueの場合はファイルが存在し書き込みが可能である事を示しています。文字を一括して書き込むにはwrite()と指定します。パラメータには書き込む文字列を指定します。この場合は改行は自動的に付加されません。改行付きで書き込むにはwrite()の代わりにwriteln()を使います。

■ソースコード
filename = "Macintosh HD:id_text:writeTest.txt";
fileObj = new File(filename);
flag = fileObj.open("w");
if (flag == true)
{
text = "こんな具合にファイルに書き出せます。";
fileObj.write(text);
fileObj.close();
}else{
alert("ファイルが開けませんでした");
}

■ポイント
　ファイルに書き込みができない場合には以下の項目を調べてみてください。

・ファイルが書き込み禁止になっていると駄目
・すでにファイルが存在し他のアプリケーション等で使用されていると駄目
・ネットワーク上ではアクセス権限で書き込みが許可されていないと書き込めない
・プログラムのミスでファイルが開かれたままになっている（削除するか移動させるか再起動する）