InDesign CS3自動化作戦 (InDesign CS3 Automation Operation)

アラートダイアログを表示する

■プログラム説明(ソースコード説明)
 最初にalert()でOKの文字を表示しています。文字列を表示したい場合には"で囲みます。'で囲んでも同様です。計算結果を表示したい場合には四則演算記号を使います。

■ソースコード
alert("OK");
alert(1+2*3);
a = 12;
b = 3;
alert(a * b);

■ポイント
 alert()はプログラムのデバッグに利用することができます。計算した値が正しいか、ファイルから読み込んだ文字列が正しいかなどを表示する場合に便利です。サンプルでは文字列と演算結果を表示していますが、オブジェクトのプロパティ値など、何でも表示させることができます。また、アラートダイアログでは先頭の1行が太字で表示され、以後はサイズは小さく細い書体で表示されます。任意の位置で改行したい場合には以下のように改行コードを加える必要があります。

CR = String.fromCharCode(13);
alert("改行する"+CR+"こともできます!");

■実際のスクリプトをダウンロード(sample.jsx.zip)

写真素材 PIXTA