InDesign CS5自動化作戦 (InDesign CS5 Automation Operation)

小数点以下の処理を行う

■プログラム説明(ソースコード説明)
 変数aの値を切り捨て、切り上げ、四捨五入した値を表示します。整数部と小数部を切り分ける場合にはtoString()を使って数値を文字に変換します。これは数値に対してsplit()を使うとエラーになるためです。split()で切り分けた場合には結果は配列になり最初に整数部、2番目に小数部が入ります。

■ソースコード
a = 12.345;
n = Math.floor(a);
alert(n);
n = Math.ceil(a);
alert(n);
n = Math.round(a);
alert(n);
n = a.toString().split(".");
alert("整数部:"+n[0]+", 小数部:"+n[1]);

■ポイント
 メソッドはサンプルのように.(ドット/ピリオド)で区切って列記することができます。この場合、メソッドは左側から処理されていきます。サンプルではn = a.toString().split(".");となっていますが、これは以下のように分けても同じです。

n = a.toString();
n = n.split(".");

■実際のスクリプトをダウンロード(sample.jsx.zip)

写真素材 PIXTA