InDesign CS6自動化作戦 (InDesign CS6 Automation Operation)

変数を用意する

■プログラム説明(ソースコード説明)
 サンプルでは変数a,b,c,dはvarを使ってプログラム内で変数を使うことを示しています。varの後に変数名を1つ以上記述できます。複数記述する場合には,(カンマ)で区切って列記します。
 JavaScriptではローカル変数とグローバル変数があり関数内でvarを使って宣言した場合のみローカル変数になります。グローバル変数はプログラムのどこでも利用できる変数です。逆にローカル変数は関数内でのみ利用できる変数です。
 サンプルでは変数a,b,c,d,eがグローバル変数になり、変数fだけがローカル変数になります。
 変数名には日本語は使えません。変数名は先頭の1文字が英文字で始まり2文字目以降は英数字の組み合わせにしてください。

■ソースコード
var a;
var b,c,d;
function test()
{
e = 0;
var f = 1;
}

■ポイント
 関数を使う場合には、その中で利用する変数はvarを使ってローカル変数であることを宣言するのが良いでしょう。ローカル変数である事を示しておけば、変数名が同じだった場合のトラブルを防ぐことができます。
 var 変数名、のように宣言した場合には変数に入っている内容は未定義になります。0になるわけではないので注意してください。

■実際のスクリプトをダウンロード(sample.jsx.zip)

写真素材 PIXTA