RAWファイルを開く

■プログラム説明
 RAW形式のファイルを開くにはRawFormatOpenOptionsオブジェクトを作成し各プロパティに値を指定します。開くRAWファイルのファイル名(ファイルパス)はnew File()を使ってファイルオブジェクトを作成する際に指定します。オプションを指定したらopen()を使ってファイルを開きます。最初のパラメータが開くファイルパス、次がオプションになります。

■ソースコード
fileObj = new File("~/sample.raw");
rawOpt = new RawFormatOpenOptions();
rawOpt.bitsPerChannel = 8;
rawOpt.channelNumber = 1;
rawOpt.headerSize = 0;
rawOpt.width = 204;
rawOpt.height = 168;
rawOpt.interleaveChannels = false;
rawOpt.retainHeader = false;
open(fileObj,rawOpt);

■ポイント
 RAW形式を開く場合のオプションには以下のプロパティがあります。

bitsPerChannel 1チャンネルあたりのビット数(8か16)
byteOrder バイトオーダー
channelNumber
headerSize ヘッダーサイズ
height 縦幅(単位はピクセル)
intervalCahnnels インターバルフラグ(trueまたはfalse)
retainHeader (trueまたはfalse)
width 横幅(単位はピクセル)

■注意
 デフォルトの単位設定はpixelになっているものとしています。