Photoshop CC 2014で使用することができるスクリプトにはVBScript、AppleScript、JavaScriptの3つがあります。VBScriptはWindows環境のみの動作、AppleScriptはMacintosh環境のみの動作となっています(Apple社が提供し始めたSwift言語では2014年9月時点では制御できません。また、次期OS X (10.10/Yosemite)からJavaScriptを制御しPhotoshopを制御することができるかどうかは不明)。いずれも作成したスクリプトは、その環境でしか動作しません。しかし、JavaScriptで作成した場合にはWindows環境でもMacintosh環境でも、ほぼ同じように動作します。つまりJavaScriptで作成すれば両方の環境で動作させることができるわけです。
JavaScriptはWeb上で非常に多く利用されており資料も豊富にあります。入門書もたくさんありますし、Web上にも入門ページがたくさんあります。また、Illustrator CC 2014やAfterEffects CC 2014、Bridge CC、InDesign CC 2014で作成されたスクリプトの一部も互換性があり動作させることができます(Acrobatは、全くの別物です)。Photoshop CC 2014の場合、他のAdobeソフトと比べてもスクリプトで、ほとんどの機能を制御できバグも少なくなっています。以前のバージョンで作成したスクリプトも基本的に修正することなく動作します。
http://www.openspc2.org/book/PhotoshopCS/
http://www.openspc2.org/book/PhotoshopCS2/
http://www.openspc2.org/book/PhotoshopCS3/
http://www.openspc2.org/book/PhotoshopCS4/
http://www.openspc2.org/book/PhotoshopCS5/
http://www.openspc2.org/book/PhotoshopCS6/
http://www.openspc2.org/book/PhotoshopCC/
また、Adobe社が発売しているアプリケーションで共通して利用できるJavaScriptリファレンスに関しては以下の書籍がありますので参考にしてみてください。
Adobe JavaScript リファレンス
開発に必要なアプリケーションであるESTK (ExtendScript Toolkit) に関しては以下の書籍があります。
ExtendScript Toolkit 基本編