■プログラム説明(ソースコード説明)
BMP形式で保存するにはBMP保存オプションオブジェクトを作成し各プロパティに値を指定します。保存するファイル名(ファイルパス)はnew File()を使ってファイルオブジェクトを作成する際に指定します。保存する際の画像の色深度(ビット数)や圧縮するかどうかを指定できます。
■ソースコード
fileObj = new File("~/test.bmp");
bmpOpt = new BMPSaveOptions();
bmpOpt.alphaChannels = true;
bmpOpt.depth = BMPDepthType.THIRTYTWO;
bmpOpt.flipRowOrder = false;
bmpOpt.osType = OperatingSystem.WINDOWS;
bmpOpt.rleCompression = false;
activeDocument.saveAs(fileObj, bmpOpt, true, Extension.LOWERCASE);
■使い方
1:BMP形式で保存するドキュメントを開いておきます。
2:ファイルメニューからスクリプトを実行します。
3:ホームディレクトリにtest.bmpというファイル名が作成されます。
■ポイント
BMP形式保存オプションには以下のプロパティがあります。
alphaChannels αチャンネルを保存(true:保存する、false:保存しない)
depth 色深度(ビット数)
BMPDepthType.BMP_A1R5G5B5 A1R5G5B5の並び順とビット数(16bit)
BMPDepthType.BMP_A4R4G4B4 A4R4G4B4の並び順とビット数(16bit)
BMPDepthType.BMP_A8R8G8B8 A8R8G8B8の並び順とビット数(32bit)
BMPDepthType.BMP_R5G6B5 R5G6B5の並び順とビット数(16bit)
BMPDepthType.BMP_R8G8B8 R8G8B8の並び順とビット数(24bit)
BMPDepthType.BMP_X1R5G5B5 X1R5G5B5の並び順とビット数(16bit)
BMPDepthType.BMP_X4R4G4B4 X4R4G4B4の並び順とビット数(16bit)
BMPDepthType.BMP_X8R8G8B8 X8R8G8B8の並び順とビット数(32bit)
BMPDepthType.EIGHT 256色(8bit)
BMPDepthType.FOUR 16色(4bit)
BMPDepthType.ONE 白黒(1bit)
BMPDepthType.SIXTEEN 32768色,65536色(16bit)
BMPDepthType.THIRTYTWO 32ビットカラー
BMPDepthType.TWENTYFOUR 24ビットカラー
flipRowOrder 行の順序の反転(true:反転する、false:反転しない)
osType OSの種類
OperatingSystem.OS2 OS2
OperatingSystem.WINDOWS Windows
rleCompression RLE(ランレングス)圧縮(true:する、false:しない)
■実際のスクリプトをダウンロード(sample.js.zip)