■プログラム説明(ソースコード説明)
指定した番号で連番(連番以外も可能)ファイルを作成し、そのファイル名をテキストレイヤーとして生成します。これはWebサイト制作などで未定の画像をとりあえず入れておく場合などに利用することができます。保存先フォルダは
saveFolder = "/result/";
の/result/を変更します。この場合はルートにあるresultフォルダになります。日本語フォルダ名も利用できますが、安全に動作させたいのであれば起動ディスク上で英語と数字の組み合わせにしてください。
元のファイルを作成しておきます。このようにすることで画像のサイズなどをプログラムで変更する必要がなくなります。元のファイルのある場所は
motoFile = new File("/moto.psd");
で指定します。この場合にはルートにあるmoto.psdファイルになります。フォルダ同様に安全に動かすのであれば日本語ファイル名は避けるのがよいでしょう。
生成する番号は
for(i=1; i<=12; i++)
で指定します。1が最初の番号で12が最後の番号になります。最初の番号は最後の番号よりも等しいか小さくないといけません。ここでは3桁(000〜999)まで対応しています。
保存するファイル名=生成する番号付きファイル名は
saveName = "ABC-"+num+"-DEF";
で指定します。これは
ABC-001-DEF
ABC-002-DEF
ABC-003-DEF
:
ABC-012-DEF
という名前になります。ABC-と-DEFの部分を好きな文字にすれば任意の番号付きファイル、テキストを生成することができます。保存するファイル形式はPSDになります。
■ソースコード
setUnit(Units.PIXELS); // 単位設定
saveFolder = "/result/";
motoFile = new File("/moto.psd");
for(i=1; i<=12; i++)
{
num = "00"+i;
num = num.substring(num.length-3,4);
saveName = "ABC-"+num+"-DEF";
open(motoFile);
layObj = activeDocument.artLayers;
layRef = layObj.add();
layRef.kind = LayerKind.TEXT;
layRef.textItem.contents = saveName;
savePSD(saveFolder+saveName+".psd");
activeDocument.close(SaveOptions.DONOTSAVECHANGES);
}
function savePSD(psdFileObj)
{
saveFileObj = new File(psdFileObj);
var psdOpt = new PhotoshopSaveOptions();
psdOpt.alphaChannels = true;
psdOpt.annotations = true;
psdOpt.embedColorProfile = false;
psdOpt.layers = true;
psdOpt.spotColors = false;
activeDocument.saveAs(saveFileObj, psdOpt, true, Extension.LOWERCASE);
}
function setUnit(unt) { preferences.rulerUnits = unt; }
function getUnit() { return preferences.rulerUnits; }
■使い方&注意点
ファイルメニューからスクリプトで実行するスクリプトファイルを選択するだけです。
■実際のスクリプトをダウンロード(sample.js.zip)