PDFファイルを開く

■プログラム説明(ソースコード説明)
 PDFを開くにはPDFオプションオブジェクトを作成し各プロパティに値を指定します。開くPDFのファイル名(ファイルパス)はnew File()を使ってファイルオブジェクトを作成する際に指定します。PDFオプションを指定したらopen()を使ってファイルを開きます。最初のパラメータが開くファイルパス、次がPDFを開くためのオプションになります。

■ソースコード
fileObj = new File("~/sample.pdf");
pdfOpt = new PDFOpenOptions();
pdfOpt.antiAlias = true;
pdfOpt.constrainProportions = false;
pdfOpt.width = 600;
pdfOpt.height = 800;
pdfOpt.mode = OpenDocumentMode.RGB;
pdfOpt.page = 1;
pdfOpt.resolution = 72;
open(fileObj,pdfOpt);

■ポイント
 PDFを開く場合のオプションには以下のプロパティがあります。

antiAlias アンチエイリアス(true:オン、false:オフ)
constrainProportions 縦横比を固定(true:する、false:しない)
height 縦幅
mode 表示モード
OpenDocumentMode.CMYK CMYKカラー
OpenDocumentMode.GRAYSCALE グレースケール
OpenDocumentMode.LAB Labカラー
OpenDocumentMode.RGB RGBカラー
page 開くページ番号
resolution 解像度(小数値指定可能)
width 横幅

■注意
 デフォルトの単位設定はpixelになっているものとしています。