このテキストはAdobe Premiere CC 2014で動作するJavaScriptについて書かれています。Premiere CS5からJavaScriptによるPremiereの制御が可能になりました。ただし、他のAdobeのアプリケーションと違い、ほとんど実用レベルにならない状態です。これは、用意されている機能があまりに少ないためです。(なお、SDKを利用するとHTML5を利用したUIなども利用できるようです)
Premiere CC 2014で使用することができるJavaScriptは一般にWebブラウザ上で利用されているものとは異なっています。ECMA Scriptとして定義されている部分(Boolean, Math, String, Numberオブジェクト等)は共通ですが、その他の部分は全く異なっています。また、Premiere専用のJavaScriptドキュメントも2014年1月時点では存在していないようです。このため、ESTK CCでのデータブラウザを利用してオブジェクト、メソッド、プロパティを調べるような感じで自分で解析するしかありません。
実際Adobe Premiere CC 2014をJavaScriptで自動化しようとしても現状では難しい状態ですが、このページがPremiereの自動化の手助けになれば幸いです。
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