永続的に値を保持する
対応バージョン

3.0a 4.0 4.05 5.0 6.0 7.0
Windows






Macintosh






ポイント
global.setPersistent("accessDate",true);
説  明
setPersistentを使用するとAcrobatを終了しても値を保持し続けることが可能です。まず、グローバルオブジェクトに値を設定します。次にsetPersistentでグローバルオブジェクトとして設定した変数名、次にtrueを指定します。これによりAcrobatを終了しても値を保持し続けるようになります。
一度もアクセスされていない場合はundefinedを返します。
サンプル

app.alert("前回のアクセス:"+global.accessDate);
global.accessDate = new Date();
global.setPersistent("accessDate",true);

 
■サンプルスクリプトを実行する >> Acrobat で動作確認
補足説明
保持されるデータはglob.jsファイルに記録されます。MacOS X + Acrobat 6であればユーザーフォルダ内にあるLibraryフォルダのAcrobat User DataフォルダのJavaScriptsフォルダにglob.jsファイルが格納されています。
上記サンプルの場合には以下のように値が保持されています。

try{eval((new String("global.accessDate=(new Date(1061926133683))")).valueOf());}catch(e){}

直接glob.jsファイルを書き換えて値を変更することも可能です。