HTMLファイルを読み込む

説明

D3.jsでHTMLファイルを読み込むには、d3.html()メソッドを使います。最初のパラメーターに読み込むHTMLファイルのパスを指定します。2番目のパラメーターには読み込んだデータを処理するための関数を指定します。関数にはエラーとデータ全体が渡されます。HTMLファイルの場合、関数に渡されるのはDocumentFragmentオブジェクトになります。これは、別途用意されたHTMLのデータを持つブロックです。この内容を読み出すにはtextConentやquerySelector()、querySelectorAll()メソッドなど使います。(これ以外のメソッド等についてはこちらのページを参照してください)
読み出したデータを表示するにはtext()メソッドかhtml()メソッドを使います。html()メソッドを使えば、読み込んだHTMLファイルの内容をHTMLとして出力することができます。

サンプル [サンプルを実行する] [サンプルをダウンロード]

HTMLソース

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>D3.js サンプル</title>
<link rel="stylesheet" href="css/main.css">
<script src="http://d3js.org/d3.v3.min.js" charset="utf-8"></script>
</head>
<body>
<h1>D3.jsサンプル</h1>
<div id="result"></div>
<script src="js/sample.js"></script>
</body>
</html>

JavaScriptコード

d3.html("data/data.html", function(error, docFragment){
	var p = docFragment.querySelector("p");
	d3.select("#result").html(p.innerHTML);
});

data.txtファイルの内容

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>Sample</title>
</head>
<body>
<h1>見出しです</h1>
<p>ここは段落で<b>文字が太く強調</b>されます。</p>
<hr>
<div>ここで<span style="color:red">終了</span>です</div>
</body>
</html>