2つの文字列に含まれる数値を補間する(interpolateString)

説明

D3.jsで2つの文字列に含まれる数値を補間するにはinterpolateString()メソッドを使います。interpolateString()メソッドのパラメーターには2つの文字列を指定します。interpolateString()メソッドは文字列に含まれる数値を補間し文字列として返す関数を返します。つまり、d3.interpolateString("10px","100px")とすると10pxから100pxまでの数値を補間するための関数が返されます。f = d3.interpolateString("10px", "100px");ならf(0)のようにして使用します。i(0)なら最初の文字列である"10px"が返されます。i(1)なら最後の文字列である"100px"が返されます。関数に指定する値の範囲は0.0〜1.0ならinterpolateString()メソッドで指定した範囲の値になります。より大きな数値の場合でもエラーにはならず、計算結果にもとづいた値が返されます。

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HTMLソース

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>D3.js サンプル</title>
<link rel="stylesheet" href="css/main.css">
<script src="http://d3js.org/d3.v3.min.js" charset="utf-8"></script>
</head>
<body>
<h1>D3.jsサンプル</h1>
<div id="result"></div>
<script src="js/sample.js"></script>
</body>
</html>

JavaScriptコード

var func = d3.interpolateString("1px 24pt red", "8px 12pt blue");	// 文字列を補間する関数を返す
var data = "";
for(var i=0; i<=1; i+=0.2){
	data = data + func(i)+", ";	// iに応じた結果を求める
}
d3.select("#result").text(data);	// 結果を出力