■式を評価したい

■書式

eval(★)

★・・・数値(,で区切って列記可)

■説明

eval()は与えられた値が「オブジェクト」「ムービークリップ」「関数」の場合に、それらへの参照を返します。それ以外の場合はundefinedとなります。JavaScriptでのeval()とは動作が異なるので注意が必要です。Flash 5 以降では、式の左辺にeval()を記述すると正しく動作しない事があります。

■文例

ptr = eval("Nori")
オブジェクト名(またはムービークリップ名か関数名)"Nori"が存在する場合に、その参照を変数ptrに入れる。ない場合はundefinedになる

ptr = eval("Nori" + i)
オブジェクト名(またはムービークリップ名か関数名)"Nori"と変数iのデータを連結した名前が存在する場合に、その参照を変数ptrに入れる。ない場合はundefinedになる

■サンプル [Download]

onClipEvent (mouseDown) {
MX2004 = "Flash";
_root.result.text = eval("MX"+2004);
}

■書籍のご案内

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「FLASH ActionScript辞典 改訂第2版」
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