温度が一定の値を超えたらブザーを鳴らしLEDを光らせる

IchigoJam + FaBo Starter KitのI2C接続できる温度センサーで温度が一定の値を超えたらブザーを鳴らしLEDを光らせてみましょう。今回は温度が20℃を越えたらブザーを鳴らします。温度が20℃以下になるとブザーは鳴り止みます。LEDの場合は一度でも温度が20℃を超えたら点灯したままにします。これは、例えば冷蔵庫などで温度変化があった場合、一時的であっても温度が超えたかどうかを確認したい場合に都合がよいからです。つまり、20℃を超えたら音で知らせ、一度でも20度を超えたらLEDが点灯したままになる、という具合です。
まず、写真のように4線のI2C接続できる温度センサーをOUT/IN Shieldに接続します。次にブザーをSOUNDに接続します。LEDはLEDのところに接続します。好きな色のLEDを取り付けましょう。なお、本体のLEDで十分だという場合は特にFaBoのLEDは取り付けなくても構いません。



IchigoJamの電源を入れ以下のようにプログラムを入力します。

10 POKE #800,2
100 A=I2CR(#48,#800,2,#801,4)
110 N=PEEK(#802)*256+PEEK(#803)
120 T=N/128
130 IF T>20 THEN BEEP 10,120:LED 1:WAIT 180
140 WAIT 30
150 GOTO 100

RUNと入力しプログラムを実行します。気温が20℃以上だと音が鳴りっぱなしになります。20℃以下の場合は温度センサーに指をあてると温度があがりますので、そのうちブザーが鳴ります。LEDは一度でも20℃を超えると点灯したままになります。
調べる温度を変更したい場合は130行目の「IF T>20 THEN」の20の数値を変更してください。なお、マイナスの温度には対応していないので注意してください。

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