通常の変数の代入と配列代入の速度差 [2399 : 1807]

説明

IchigoJamは通常の変数と配列変数を扱うことができます。通常の変数と配列変数に値を代入した場合、どの程度の速度差があるのか調べてみます。まずは、通常の変数に値を代入してみます。ここでは1万回の繰り返し処理を行っています。

[以下のBASICプログラムをダウンロード]

BASICプログラム(通常の変数に代入した場合)

10 CLS:CLT
20 FOR I=1 TO 10000
30 A=9
40 NEXT
50 PRINT TICK()
実行すると結果は2399 ticksになります。(若干の誤差はあるかもしれません)
それでは次に配列変数に代入した場合を見てみましょう。

[以下のBASICプログラムをダウンロード]

BASICプログラム(配列変数に代入した場合)

10 CLS:CLT
20 FOR I=1 TO 10000
30 [0]=9
40 NEXT
50 PRINT TICK()
実行すると結果は1807 ticksになります。(若干の誤差はあるかもしれません) 意外なことにIchigoJamでは通常の変数に値を代入するよりも配列に値を代入した方が速くなります。また、配列の添え字が2桁(例:[15]=9)の場合は若干速度が低下します。上記コードの場合、1809ticksという結果になります。添え字が3桁の場合は1812ticksとなります。添え字による速度差はほとんど気にする必要のない程度だと思います。

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