説明
アプリケーションのバージョンをアラートダイアログに表示するには最初にTextEdit = Application("TextEdit")としてアプリケーションオブジェクトを取得します。次に取得したアプリケーションオブジェクトのversion()メソッドを呼び出します。versionそのものはプロパティですが、version()のようにメソッドにすることでプロパティの内容を取得することができます。メソッドにしないとエラーで動作しません。
アラートダイアログは標準では使えないためアプリケーションオブジェクトのincludeStandardAdditionsプロパティにtrueを設定し、標準機能を使用できるようにします。(標準機能の一覧は
Mac Developer Libraryのページを参照してください。)
あとはアプリケーションオブジェクトのdisplayAlert()メソッドを使って取得したバージョンを表示します。
var TextEdit = Application("TextEdit");
var appVer = TextEdit.version();
TextEdit.includeStandardAdditions = true; // 標準コマンドを使用可能にする
TextEdit.displayAlert(appVer); // アラートダイアログに表示する