段落の先頭の文字サイズを指定する

説明

テキストエディットで段落の先頭の文字サイズを指定することができます。ここでは新規に作成したドキュメントの先頭の文字サイズを指定します。まず、最初にTextEdit = Application("TextEdit")としてアプリケーションオブジェクトを取得します。次に取得したアプリケーションオブジェクトのDocument()メソッドを呼び出します。これでドキュメントが生成されます。ドキュメントを生成しただけでは画面上には表示されません。画面上に表示するためにはdocuments.push(生成したドキュメントオブジェクト)のようにする必要があります。
文字を出力するにはドキュメントオブジェクトのtextに文字を入れます。改行したい場合は文字列の改行したい部分で\nを入れます。
段落の先頭の文字のサイズを指定するにはドキュメントオブジェクトのtextのparagraphs配列で段落位置を指定し、その後に続けてcharacters配列で文字位置を指定します。位置の指定ができたらsizeプロパティに数値または文字列を代入します。単位はpt(ポイント)になります。文字の位置は先頭の文字が0,2番目の文字が1というようになります。doc.text.paragraphs[1].characters[4]なら2番目の段落の5番目の文字を指定したことになります。

サンプル [サンプルをダウンロード]

var TextEdit = Application("TextEdit");
var doc = TextEdit.Document(); // 新規にドキュメントを作成
TextEdit.documents.push(doc); // 画面に表示する
doc.text = "JavaScript\nサンプル\nです。"; // 文字を出力する
doc.text.size = 12;
doc.text.paragraphs[0].characters[0].size = 20;
doc.text.paragraphs[1].characters[0].size = 24;
doc.text.paragraphs[2].characters[0].size = 28;
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