■設定によるレンダリング品質比較

 ここではMojoWorldでレンダリングする際に設定できるいくつかのパラメータでレンダリング品質が、どのように変わるかを見てみます。
 まず、以下の画像がもっとも低品質のものです。


 アンチエイリアスがかかっていないため山の頂上などは粗が目立ちます。また、山肌などのマテリアルも最低状態なので、ディテール(細かい部分)がレンダリングされていません。影もポリゴン単位になっています。
 次にマテリアルだけを最も高品質にしてレンダリングした画像が以下のものです。



 山肌の細かい部分もレンダリングされています。しかし、アンチエイリアスがかかっていないので、かえって粗が目立ってしまっています。
 以下の画像はアンチエイリアスを最高レベルにしてレンダリングしたものです。マテリアルは最低の設定です。



 マテリアルが粗くてもアンチエイリアスがかかっていれば、ひどく粗い画像には見えません。
 次にシャドウの設定です。以下のものはシャドウの設定をなしにしてレンダリングしたものです。



 シャドウの設定がなくても、また標準状態でもあまりかわりません。シャドウの設定を最高にしてレンダリングした画像が以下のものです。



 太陽光などをちゃんと計算するために他のとはレンダリング結果が大きく異なっています。この設定にアンチエイリアスを最高にしてレンダリングしたものが以下の画像です。



 画質はよくなりましたが、さすがにレンダリングには時間がかかるようになります。最高の設定にしなくても、アンチエイリアスを適当にかけておけば十分でしょう。