HDR画像作成の基本的な流れ

Photomatix Proを起動します。

設定によっては右図のような画面が表示されます。このままでも操作できますが、邪魔であればとりあえずウィンドウを閉じます。

ここでは露出の異なる2枚の画像を合成します。通常は露出の異なる3枚以上の画像を合成しますが、ここでは簡略化のため2枚で説明しています。
Fileメニューから「Open...」を選択します。

撮影した写真画像を選択します。カメラRawファイル以外にもPhotoshop PSD形式やJPEG、TIFFなども読み込む事ができます。

次にもう1枚選択します。
Fileメニューから「Open...」を選択します。

最初に選択した画像とは異なる露出の画像を選択します。

HDRメニューから「Generate」を選択します。

開かれている画像を使うので矢印で示す「Use opened images」を選択しOKボタンをクリックします。

Rawファイルではない場合、自動的に露出が検出されないため手動で設定する必要があります。
矢印で示すポップアップメニューから露出を選択します。

撮影した画像にずれが目立つようであったり、動くものがある場合には「Attempt to reduce ghosting artifacts」にチェックを入れます。
OKボタンをクリックすると合成が行われます。

HDR画像が生成されます。このままでは綺麗に見えないのでマッピング処理を行います。

HDRメニューから「Tone Mapping」を選択します。

好みの画像になるまでパラメータを調整します。


このような感じに画像が合成されます。通常の撮影とは異なり、輝度の低い部分から高い部分まで表示されているのが分かります。
(サンプルをダウンロードする)