ここではAjaxのライブラリの1つであるDojoを利用してみましょう。まず、以下のサイトからライブラリをダウンロードします。
http://dojotoolkit.org/
2006年3月26日現在、Dojoのバージョンは0.2.2です。このため、今後機能強化や改訂等により、このサイトのサンプルどおりに作成しても動作しない可能性もあります。
ダウンロードしたZIPファイルを解凍すると、多くのファイルができますが必要なのはdojo.jsです。dojo.js.uncompressed.jsは、Dojo.jsファイルの内容を解読(読みたい)人向けです。dojo.js.uncompressed.jsから余計な空白などを削除したものがdojo.jsになります。どちらを指定しても同じですが、通常はサイズの小さいdojo.jsを使います。また、dojoは必要に応じて複数のライブラリをdojo.require()を使って読み込むこともできます。
Dojoを利用するには他のライブラリと同様にscriptタグを使って読み込みます。
<script src="dojo.js" type="text/javascript"></script>
これで準備ができました。とりあえず、最も簡単なdojoのバージョンを表示するサンプルを作成してみましょう。バージョンを表示するだけであれば他のライブラリを読み込む必要はありません。(実際のサンプルを
実行する)
<html>
<head>
<meta http-equiv="content-type" content="text/html;charset=utf-8">
<title>dojoサンプル</title>
<script src="dojo.js" type="text/javascript"></script>
<script type="text/javascript"><!--
function getVersion()
{
document.getElementById("result").innerHTML =
dojo.version;
}
// --></script>
</head>
<body>
<h1>dojoサンプル</h1>
<form>
<input type="button" value="バージョン取得" onClick="getVersion()">
</form>
<div id="result"></div>
</body>
</html>
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(2006.2.26)