Yahoo UI Libraryは米国Yahooが開発したAjax/JavaScriptライブラリです。Ajaxの普及にともなって、ブラウザ上で動作するより高度な（リッチな）ユーザーインターフェースが求められるようになりました。
Yahoo UI Libraryが登場する前はPrototype + Script.aculo.usなどのライブラリでドラッグドロップやスライダーなどが用意されている程度でした。また、多くのライブラリはプログラマ向けに作成されており、関連するドキュメントもプログラマでないと理解しにくいものが多くありました（この傾向は現在でもあまり変わっていません）。
Webサイト／ページの制作者の多くはデザイナーであり、プログラマ向けのドキュメント（それも英語とか）を読み解くのは難しいでしょう。また、Web制作は時間に追われることも多く、新たにプログラムを勉強するのも面倒で難しいかと思います。
このため、Yahoo UI Libraryで便利そうな機能や使いたい機能があっても、何をどうしたらいいのか分からないことが多いのではないでしょうか。
そこで、この講座ではどうすれば使えるのか、といったところに重点をおいて解説するようにしています。この講座はプログラマ向けではないので、複雑に入り組んだYahoo UI Libraryの内部情報や細かい命令などに関しては触れないようにしています。
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