今回はIllustratorでファイル名を画像の右下に表示するスクリプトです。このスクリプトはEPSファイルを開いてファイル名を画像の右下に表示しEPSファイルとして保存します。元のEPSファイルは書き換えられるので、不安ならば元のデータをコピーしておいてください。
多分、Illustrator CSでも動作しますが、Mac版の場合には日本語が含まれるフォルダ名およびファイル名の場合に正しく処理されないことがあります。Windows版は日本語が含まれていても問題ありません。
offsetX = 30; // 30pt
offsetY = 10; // 10pt;
fontSize = 10; // 10pt;
epsFolderObj = Folder.selectDialog("EPSファイルがあるフォルダを選択してください");
if (epsFolderObj)
{
epsFileList = epsFolderObj.getFiles("*.eps");
for (i=0; i<epsFileList.length; i++) {
open(new File(epsFileList[i]));
txt = epsFileList[i].name;
docObj = activeDocument;
w = docObj.width;
h = docObj.height;
layObj = docObj.layers.add();
txtObj = layObj.textFrames.add();
txtObj.contents = txt;
for (j=0; j<txtObj.contents.length; j++)
{
txtObj.characters[j].size = fontSize;
}
para = txtObj.paragraphs[0].paragraphAttributes;
para.justification = Justification.RIGHT;
txtObj.translate(w-offsetX, offsetY);
activeDocument.close(SaveOptions.SAVECHANGES);
}
}
ファイル名でなくファイルパスを入れたい場合には
txt = psdFileList[i].name;
を
txt = psdFileList[i].fsName;
に変更します。また、表示位置を変更するには以下の2行の値を設定します。Photoshopと違って指定できる単位はピクセルのみです。ミリメートルなどにする場合には計算する必要があります。
offsetX = 30; // 30pt
offsetY = 10; // 10pt;
文字のサイズを変更するには
fontSize = 10; // 10pt;
の10の値を変えてください。単位はポイントになります。