lsコマンドで表示されるディレクトリの色を変更する (dircolors)

lsコマンドで表示されるディレクトリの色を変更するにはdircolorsを使います。以下にディレクトリの色を変更する手順を示します。
最初にホームディレクトリに移動します。「cd ~」とするとホームディレクトリに移動します。
次に「dircolors -p > .mycolor」とします。これでホームディレクトリにmycolorファイルがコピーされます。
vi .mycolor」と入力して色を変更するための編集を行います。

エディタ(vi,vim)が起動します。ここではエディタがvimであるとして説明します。
カーソルキーの↓を押して下に進みます。

OTHER_WRITABLE 34;42〜と書かれた部分がディレクトリの色を決めているところです。この34;42が色番号なので、これを変更します。まず、34;42を削除します。カーソルを図のように3の上に移動しxのキーかdelキーを押します。すると1文字削除されます。34;42の文字を消します。
もし、失敗したりうまくいかない場合はescキーを押してから「:q!」と入力しリターンキーを押してください。シェルに戻ります。戻ったら再度、vi .mycolorと入力しやり直して下さい。

消したらiのキーを押して挿入モード(インサートモード)にします。

01;33と入力します。リターンキーは押さないでください。入力した01;33は明るい黄色を示しています。

escキーを押した後に「:wq」と入力しリターンキーを押します。これで、内容が変更された後、エディタが終了します。

lsと入力してディレクトリの表示色を確認します。この段階では、先ほどの編集結果は反映されていません。

編集結果を反映させるには「eval "`dircolors -b ~/.mycolor`"」と入力しリターンキーを押します。

ディレクトリの色が明るい黄色で表示されるようになりました。

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