Bash on Ubuntu on Windows例文辞典

このページはマイクロソフト社のWindows 10(2016年8月2日のアニバーサリーアップデート適用済み)で動くbash(Bash on Ubuntu on Windows)に関するページです。
なお、 2016年8月2日時点でのWindows 10アニバーサリーアップデート適用時のbashはベータ機能として提供されています。このため、このページに掲載しているサンプルがうまく動かない、何らかの不具合があってもベータ機能ということでご了解ください。特に日本語表示は正常に処理されません(将来のアップデート等で修正される可能性はあります)

Bash on Ubuntu on Windowsはどこから起動するかで動作が変わることがあります(起動したユーザーのホームディレクトリのパスが異なります)。pingなどは管理者として実行すると動作します。

*間違いや、動作しない、または不適当なサンプルがありましたら[email protected]までメールをください。


Last update:2016/8/22 PM 6:16

bashのインストールと起動

  1. bashをWindowsにインストールする
  2. bashを起動する
  3. bashを管理者権限で起動する
  4. bashのショートカットをデスクトップに作成する
  5. Bash on Ubuntu on Windowsのディストリビューションを確認する
  6. Bash on Ubuntu on WindowsのUbuntuをアップデートする (sudo apt-get update)
  7. treeコマンドをインストールする
  8. gccをインストールする
  9. Ruby言語をインストールする
  10. Go言語をインストールする
  11. Lua言語をインストールする

ファイル

  1. ファイルの情報を表示する (ls -l ファイル名)
  2. ファイルの内容を表示する (cat ファイル名)
  3. ファイルの日付を現在の日付に変更する (touch ファイル名)
  4. 複数のファイルの日付を現在の日付に変更する (touch *)
  5. 空のファイル(0バイトのファイル)を作成する (touch ファイル名)
  6. 指定したサイズのファイルを作成する
    (dd if=/dev/zero of=ファイル名 bs=単位 count=カウント)
  7. ファイルをコピーする (cp コピー元のファイル名 コピー先)
  8. ファイル情報を保持したままファイルをコピーする (cp -p コピー元のファイル名 コピー先)
  9. 拡張子がjpgのファイルを指定したディレクトリにコピーする (cp *.jpg コピー先ディレクトリ)
  10. ファイル情報を保持したまま拡張子がjpgのファイルを指定したディレクトリにコピーする
    (cp -p *.jpg コピー先ディレクトリ)
  11. 拡張子がjpgまたはpngのファイルを指定したディレクトリにコピーする
    (cp *.{jpg,png} コピー先ディレクトリ)
  12. ファイル名を変更する (mv 元のファイル名 変更後のファイル名)
  13. ファイルを削除する (rm ファイル名)
  14. 拡張子がjpgのファイルだけを削除する (rm *.jpg)
  15. 拡張子がjpgまたはjpegのファイルだけを削除する (rm *.{jpg,jpeg})

ディレクトリ(フォルダー)

  1. 現在のディレクトリのパスを表示する (pwd)
  2. 指定したディレクトリに移動する (cd)
  3. ホームディレクトリに移動する (cd ~)
  4. 1つ上のディレクトリに移動する (cd ..)
  5. 直前にいたディレクトリに移動する (cd $OLDPWD)
  6. 現在のディレクトリの内容を表示する (ls, dir)
  7. サブディレクトリも含めた内容を表示する (ls -R)
  8. JPEGファイルだけを表示する (ls *.jpg)
  9. ディレクトリの内容をツリーで表示する (tree)
  10. ディレクトリを作成する (mkdir)
  11. 空になっているディレクトリを削除する (rmdir)
  12. ディレクトリ以下すべて削除する (rm -fr ディレクトリ名)
  13. サブディレクトリの容量を表示する (du)

アーカイブ/圧縮/展開(tar,ZIP)

  1. ファイルをまとめて1つのファイルにする(アーカイブする) (tar cf まとめたファイル名.tar まとめるファイル名)
  2. tarファイルを展開する (tar xf ファイル名.tar)
  3. ファイルをまとめて圧縮し1つのファイルにする(アーカイブする) (tar czf まとめたファイル名.tgz まとめるファイル名)

ディスク・メディア(ハードディスク/SSD/CD/SDカード等)

  1. ディスクの空き容量を表示する (df)

表示

  1. 文字を画面に表示する (echo 文字列)
  2. 変数の内容を画面に表示する (echo $変数名)
  3. ¥を表示する (echo ¥¥)
  4. ファイルの内容を表示する (cat ファイル名)

プロセス

  1. プロセス番号を表示する (echo $$)
  2. 自分のプロセスを表示する (ps)
  3. 自分と自分以外のプロセスも表示する (ps a)
  4. 自分のプロセスとスレッドを表示する (ps m)
  5. 自分と自分以外のプロセスとスレッドも表示する (ps am)

日付・時間

  1. 現在の日付・時間を表示する (date)

プロンプト

  1. プロンプトを変更する (PS1="文字列")
  2. プロンプトをユーザー名にする (PS1="¥u")
  3. プロンプトをカレントディレクトリパスにする (PS1="¥w")

ヒストリー

  1. すべてのヒストリーを表示する (history)
  2. 直前に入力したコマンドを実行する (!!)
  3. 指定したヒストリー番号のコマンドを実行する (!番号)
  4. 指定した文字で始まるコマンド履歴を実行する (!文字列)

通信・ネットワーク

  1. 通信速度を調べる (ping サーバー名)

Web (World Wide Web)

  1. Webサーバーのデータを取得する (curl 取得したいデータのURL)
  2. Webサーバーのデータを取得しファイルに保存する (curl 取得したいデータのURL > ファイル名)
  3. Webサーバーのデータを取得したデータに特定の文字列が含まれているかどうか確認する
    (curl 取得したいデータのURL | grep "文字列")

シェル/環境変数/環境設定

  1. Bashのバージョンを表示する (echo $BASH_VERSION)
  2. ホームディレクトリのパスを表示する (echo $HOME)
  3. コマンドのパスを表示する (echo $PATH)
  4. 実行中のbashのパスを表示する (echo $BASH)
  5. 実行しているシェルのフルパスを表示する (echo $SHELL)
  6. ユーザーIDを表示する (echo $EUID)
  7. ユーザー名を表示する (echo $USER)
  8. 乱数を表示する (echo $RANDOM)
  9. bashが起動してからの経過時間を表示する (echo $SECONDS)
  10. OS名を表示する (echo $OSTYPE)
  11. ホスト名を表示する (echo $HOSTNAME)
  12. ホストタイプを表示する (echo $HOSTTYPE)
  13. ヒストリー数を表示する (echo $HISTSIZE)
  14. ヒストリーを保存するファイル名を表示する (echo $HISTFILE)
  15. 最大ヒストリー数を表示する (echo $HISTFILESIZE)
  16. コマンドのヒストリー番号を表示する (echo $HISTCMD)
  17. シェルが保持している変数の一覧を表示する (set)
  18. ユーザーの使用言語を表示する (echo $LANG)
  19. 現在のディレクトリ(カレントディレクトリ)を表示する (echo $PWD)
  20. 1つ前にいたディレクトリを表示する (echo $OLDPWD)
  21. ターミナルの名前を表示する (echo $TERM)
  22. 設定されている環境変数の一覧を表示する (printenv)
  23. lsコマンドで表示されるディレクトリの色を変更する (dircolors)
  24. CPU情報を表示する (cat /proc/cpuinfo)

その他

  1. 現在のユーザー名を表示する (whoami)
  2. bashのバージョンを表示する (bash -version)
  3. コマンドのマニュアルを表示する (man コマンド名)
  4. 画面を消去する (clear)
  5. 自分自身のプロセス番号を表示する (echo $$)
  6. 起動時のコマンド名(実行しているシェルスクリプトファイル名)を表示する (echo $0)
  7. コマンドのフルパスを表示する (which コマンド名)

vi(vim)

  1. vi(vim)を起動する (vi)
  2. vi(vim)のバージョンを表示する (vi --version)
  3. 指定したファイルを編集する (vi ファイル名)

gcc

  1. gccのバージョンを表示する (gcc -dumpversion)

Perl

  1. Perlのバージョンを表示する (perl -version)

Python

  1. Pythonのバージョンを表示する (python -V)

Ruby

  1. Rubyのバージョンを表示する (ruby -v)

Go

  1. Go言語のバージョンを表示する (go version)

Windows

  1. Cドライブのルートディレクトリに移動する (cd /mnt/c)

bash関連リンク

  1. bash (公式)
  2. Windows 10のLinux/Ubuntu互換環境でbashを使う
  3. Windowsに採用されたBash (Ubuntu)を試してみる
  4. ls実行時に表示される配色を変更したい

bashに関する書籍

  1. UNIXシェルスクリプトコマンドブック
  2. [改訂新版] シェルスクリプト基本リファレンス
  3. 入門bash 第3版
  4. ソフトウェアデザイン 2016年 06 月号 [雑誌]